まごころにかえった長者は、まず、阿山郡島ヶ原村の廣国寺を再建し正月堂と名付け、また、一の井の極楽寺をもりっぱに建て直し、次いで、 平家に焼かれた二月堂を、若狭の国(今の福井県)の「南無観長者」と力を合わせて再建したりしました。
 道観が死ぬ前に
「自分の田畑や山を二月堂に寄付し、松明を毎年、二月堂のお水取りに納めるようにー。」と、遺言しました。
 -伝説-
道観長者
「お水取り」が終われば、関西に春が来る
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文 :福地龍夫
絵 :奥 和弘
協力:そみの会