中 村 元 講 演 要 旨(教育)
正解はいっぱい−生きる者の哲学−
「3匹のこぶた」よりも正しい世界=多様性の社会
photo

講演要旨    
 動物の子どもたちは、それぞれの能力を開花させ信じることによって、生きていくことができる。
 今私たちの生きている社会は、環境問題や国際紛争、経済の低迷など、地球規模での行き止まりが見えてきている。そんな時代における「生きる力」とは、多様なそれぞれの力を発揮させること。
 子どもたちが、苦しみながら死んでいくのか、輝かしい未来を創りあげるのか、それは彼らの育ち方にかかっているのだ。
 
*今までの常識は非常識。「3匹のこぶた」が日本人をダメにした。
*「遊び学び」のススメ。あそび、考えることで、子どもは社会に入る準備をする。
*人生は平等ではない。生まれたときから不平等。
*正解が一つしかないのはテストの世界。本当の社会には、いろんな正解がある。
*多様性こそが生きる力の原点。子どもには100点以上の満点がある。
*コミュニティーが子どもを育てる。=学校の開放。
*大人の責任、親の勇気。

プロフィール  なかむら はじめ  
 1956年(昭和31年)三重県生まれ。元・鳥羽水族館副館長、伊勢志摩NPOネットワークの会会長。
アシカトレーナーを経て、巨大水族館ブームの先駆けとなった「超水族館」のプロジェクトディレクターとして、順路のない新世代の水族館を誕生させる。現在は新・江の島水族館の企画および体験学習プログラム、プロモーションのアドバイザーなどを手がけるかたわら、生きる力を学ぶ学習塾「あそびまなび塾」の塾長を務める。
 社会づくりが道楽で、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターなどNPOを複数主宰。世界各地での野生生物観察や先住民との出会い、NGO活動、NPO活動の実践と経験を基に、グローバルな視点に立った教育、環境、まちづくり、などの講演や執筆が多い。著書に「生きる者の哲学」など11冊。

公  職 他  関わっているNPOの詳細
新江ノ島水族館 アドバイザー
自然 あそびまなび塾 塾長
国立三重大学非常勤講師
(特)伊勢志摩NPOネットワークの会 会長
(特)伊勢志摩バリフリツアーセンター 理事長  他

経  歴
1980年3月  成城大学経済学部 経営学科卒業
1980年4月  鳥羽水族館入社。アシカショートレーナーから副館長。(2002年3月退社)
2002年6月〜 新・江の島水族館プロジェクトアドバイザー。
 
1997〜2002年 三重・鳥羽海の生涯学習ネットワーク推進協議会会長(文部省受託事業)
1998年〜現在 国立三重大学 人文学部 非常勤講師
1997〜2002年 三重県観光連盟広報委員長
2000年     三重県市町村合併懇話会座長
2000〜2002年 環境番組「水の惑星紀行」プロデューサー
1999年〜現在 (特)伊勢志摩NPOネットワークの会会長
1999年〜現在 (財)地球市民財団 評議員
2001年〜現在 三重県 伊勢志摩再生委員会委員
2001年〜現在 和歌山県アドバイザー会議委員
2002年〜現在 (特)伊勢志摩バリアフリーツアーセンター理事長
2004年〜現在 自然あそびまなび塾塾長

著  書
「寓話水族館」    長崎出版
「生きる者の哲学」
   パロル舎
「ぼくらはみんな地球人」インターメディア出版
「人魚の微熱」     パロル舎
「ラッコの道標」     パロル舎 
「アシカ語を話せる素質」海游社
「海より青い海」    講談社
「遺伝子は発情する」  KKベストセラーズ 
「海からの贈り物」   KKベストセラーズ 
「水族館のはなし」   技報堂出版  
「水族館へいこうよ」  講談社   

連  載
月刊「旅の手帖」エッセイ /毎日小学生新聞155回連載 /毎日中学生新聞エッセイ46回連載
中日新聞エッセイ6回連載/月間LDノート 「動物から学ぶ」12回連載/月間レジャー産業「リゾートと地域づくり」12回連載 /月間サンパワー エッセイ 12回連載 /「保育ぷらん」12回 他




RUMIN’S講演表紙
講演要旨(一般 講演要旨(教育
講演要旨(まちづくり

青年会議所用経歴(JC関係のみ) はじめの一歩(JC関連資料)


地球流民HP表紙へ

(C) 1996 Hajime Nakamura.