講演要旨
力まかせのまちづくりもいいけれど、みんなでゆっくりやるまちづくりも成果が上がる。地域主権に必要なのは、市民・行政・企業がそれぞれの力を発揮して、未来の公共心を育てていくこと。 仲間とつくった、伊勢志摩NPOネットワークの会、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターは、それを実現するための場。
愉快で、苦しくて、ワクワクする、そんなまちづくりを、みんなと一緒にやっている、まちづくり道楽者の元気と勇気の出るお話し。
*人がいたから、まちができた。人類の歴史に先にまちはない。
*経済人より経済民に。多様な価値観が新しい公共心をつくる。
*デモクラシーはチャンスの平等。責任は一人一人にある。
*あなたのまちは、地方分権に耐えられるのか?
*地方分権とNPOは両輪の輪。
*ウルトラマンにはウルトラ警備隊がいて、やっと正義が守られる。
プロフィール なかむら はじめ
伊勢志摩NPOネットワークの会 会長
1956年三重県嬉野町生まれ。成城大学卒業後、鳥羽水族館入社。2002年3月まで副館長。現在は、新江ノ島水族館のアドバイザー、「自然あそびまなび塾」の塾長などを務める。
青年会議所において社会づくりを学んだ後、まちづくり塾『でもくらしちずん』を主宰するとともに、地域での生涯学習普及や高度情報化推進へのボランティアなど、市民参加のまちづくりを実践。現在は伊勢志摩NPOネットワークの会会長。また三重県との協働により、伊勢志摩バリフリツアーセンターを立ち上げ、障害者主導のバリアフリー評価による、高度なもてなしのある観光地づくりに取り組んでいる。
公職 NPO
関わっているNPOの詳細
国立三重大学非常勤講師
(特)志摩NPOネットワークの会 会長
(特)伊勢志摩バリフリツアーセンター 理事長
まちづくり塾『でもくらしちずん』主宰(塾長)
(財)地球市民財団 評議員
鳥羽レスリング協会 会長
和歌山県アドバイザー会議委員
著 書
「ぼくらはみんな地球人」インターメディア出版
「生きる者の哲学」 パロル舎
「人魚の微熱」 パロル舎
「ラッコの道標」 パロル舎
「アシカ語を話せる素質」海游社
「海より青い海」 講談社
「遺伝子は発情する」 KKベストセラーズ
「海からの贈り物」 KKベストセラーズ
「水族館のはなし」 技報堂出版
「水族館へいこうよ」 講談社
挿話執筆「大変革 夜明け前」村岡兼幸著 パロル舎
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