中 村 元 講 演 要 旨(一般)
豊かに地球人
楽しく、ちょっとエッチに、でも一生懸命、みんなの未来を考えよう!

講演要旨    『豊かに地球人』(いただきますの気持ち)
私たちはついつい忘れてしまっているが、「生きる」ということは大変なことだ。それは死なないということであり、あきらめないということであり、他の生命の命を奪うということであり、現代の人間社会では、他人の不幸を作り出す事をも意味している。
生命はそのようにして、地球の限られた環境の中で、生き残り子孫を残すために進化をしてきた。 
だからカエルにもカメにもそれぞれの価値観があり、主張がある。そしてかれらの姿には、その誇りと自信がみなぎっているのだ。
かれらの姿を見ていると、欲を持った人間の幸せの基準が揺さぶられるような気がする。
今私たちの生きている社会は、すでに地球規模での行き止まりが見えてきている。環境問題や国際紛争は、遠い世界の話ではなく、私たちの普段の暮らしの延長線上にある世界なのだ。
私たちの平和で豊かな暮らしとバランスをとるようにして、地球のどこかで多くの人が飢え、苦しみ、わずかな希望にすがって生きている。
でも未来をあきらめちゃダメ。カエルやカメと同様に地球に住む地球人として、今こそ地球規模での意識改革の下、新しい価値観を認識した社会づくりを行っていかねばならない。
新しい価値観による、新しいくらし、新しい企業理念、新しい教育…etc.それは人類の意識の進化で
もある。

その他の講演要旨(演題)
<1> [教育系]正解はいっぱい−生きる哲学−
     子どもの未来に必要なのは多様性と生きる哲学。
     なぜアシカにも幼稚園があるのか?「いただきます」の理由。etc.
<2> [まちづくり系]ウルトラ警備隊のまちづくり 
     まちづくりに大切なのは市民の責任と誇り。
     真のデモクラシーとは? 生活圏から社会を考えよう。etc.
<3> 新しい社会と人   
     今までの価値観から脱却、未来は新しい社会が作り上げる。
     多様な人による、社会や企業のありかた。
<4> リゾートと地域づくり
     日本のリゾートをダメにしたのは経済崇拝主義。
     リゾートと文化。リゾートでまちづくりをする方法。etc.

プロフィール  なかむら はじめ  
1956年(昭和31年)三重県生まれ。元鳥羽水族館副館長、伊勢志摩NPOネットワークの会会長。
アシカトレーナーを経て、巨大水族館ブームの先駆けとなった「超水族館」のプロジェクトディレクターとして、動物のドラマと感動をテーマに、順路のない新世代の水族館を誕生させる。現在は新・江の島水族館の企画およびプロモーションのアドバイザーなどを手がける。
社会づくりが道楽で、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターなどNPOを複数主宰。世界各地での野生生物観察や先住民との出会い、NGO活動、NPO活動の実践と経験を基に、グローバルな視点に立った教育、環境、まちづくり、などの講演や執筆が多い。著書に「生きる者の哲学」など11冊。

公職 NPO 関わっているNPOの詳細
国立三重大学非常勤講師
(特)伊勢志摩NPOネットワークの会 会長
伊勢志摩バリフリツアーセンター 理事長
まちづくり塾『でもくらしちずん』主宰(塾長))
(財)地球市民財団 評議員
鳥羽レスリング協会 会長
       
著  書
「ぼくらはみんな地球人」インターメディア出版
「生きる者の哲学」   パロル舎
「人魚の微熱」     パロル舎
「ラッコの道標」     パロル舎 
「アシカ語を話せる素質」海游社
「海より青い海」    講談社
「遺伝子は発情する」  KKベストセラーズ 
「海からの贈り物」   KKベストセラーズ 
「水族館のはなし」   技報堂出版  
「水族館へいこうよ」  講談社   
挿話のみ「大変革 夜明け前」村岡兼幸著 パロル舎

趣  味 
写真撮影・ダイビング・美術館散歩・演劇鑑賞・パソコン通信



RUMIN’S講演表紙
講演要旨(一般 講演要旨(教育
講演要旨(まちづくり

青年会議所用経歴(JC関係のみ) はじめの一歩(JC関連資料)


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