この「松明送り」は、7百年余りも昔から、ずっーと続けられているそうで、古い伝統をもつ行事なのです。
 この行事が行われ始めたいきさつは、昔「一の井」に住んでいた道観長者−どうかんちょうじゃ−」が死ぬ前に言い残したことば 「お水取りに使う松明を毎年、永久にお供えするように。」つまり遺言によって始められ、続いてきたと言われます。
 毎年2月11日に村人が松明山からヒノキの木を切り出し、極楽寺の庭で決まった長さや大きさの松明を二十束作り上げます。
 -伝説-
道観長者
「お水取り」が終われば、関西に春が来る
本文へジャンプ




 













































文 :福地龍夫
絵 :奥 和弘
協力:そみの会