ミネラル mineral =鉱物・無機物は体に必要な元素です | |
ミネラル・微量元素はなぜ体に必要なのでしょうか? ミネラルとは ミネラルというのは、簡単に言うと、元素=無機質=岩や土の成分です。 私たちの体は、もちろん植物も、95%以上が水素、炭素、窒素、酸素の4種類の主要元素でできています。 この主要4元素を地球上にある100種類以上の元素から除いた残りの元素がミネラルです。 ミネラルによって3大栄養素=タンパク質・炭水化物・脂肪、も造り出されます。 これに、ビタミン・ミネラル=微量元素を足したものが5大栄養です。 現在は、食物繊維をプラスして、6大栄養素としています。 ミネラルの働き 三大栄養素は体の中で、酵素によって分解され次のような役目を果たしています。 タンパク質+分解酵素→アミノ酸→血液・臓器・筋肉・骨・ホルモン・酵素 炭水化物+分解酵素→ブドウ糖→エネルギー源 脂質+分解酵素→コレステロール・リン脂質→細胞の構成材料 →中性脂肪→運動エネルギー源 ビタミン・ミネラルは、上記の反応をつかさどる酵素がスムーズに働けるように助ける触媒としての役目があります。 微量ですが、なければ、または不足すれば、私たちの体の中の動きはスムーズに動かなくなってしまいます。 つまり、何かの支障=欠乏症が出てきてしまいます。 自動車だと、エンジンは頑丈、ガソリンは満タン、でもエンジンオイルが空っぽでは、焼きついてしまいますね。 ビタミンも酵素と同じくエンジンオイルのような役割をします。 (生化学の研究では、ビタミンよりミネラルのほうが圧倒的に酵素の働きに関わっていることがわかっています。) また、ビタミンのもつ効果も、ミネラルがなければまったく発揮されません。 両方がそろってはじめて、車の両輪のように相乗効果が現れ健康を維持できるのです。 人間の体は、弱アルカリ性がベストなことはご存知だと思います。 酸性体質だと体は疲れやすく、病気にもかかりやすくなってしまいます。 理想的なpHは7.35程度とされています。 このpHバランスをコントロールしているのもミネラル分なのです。 しかし、岩や土をそのまま食べることは出来ません。 身体では造り出せない元素なので、海藻、野菜、その他の食物からとらなければなりません。 植物は毛根から土壌のミネラルを吸収しています。 このとき、土の成分=もとは岩だったミネラル分や、腐葉土などの有機物に含まれる成分は、土中にいる土壌菌や植物の根の先から出す物質などにより、細かく分解されています。 低分子化しているわけです。 この低分子化した物質にミネラルを結合し、水を混ぜせて吸収しいます。 この低分子化した物質を「キレート物質」と言います。 これがないと、ミネラルを土の中から植物の体の中へとりこめません。 (この作用が、キレート水の開発につながったのです!) 有機農業は土中の微生物を増やし、大地のミネラル分の吸収を良くする方法です。 十分なミネラルをもち、たくさんの土壌菌がいる畑には、害虫や病気を寄せ付けにくくなります。 人間で言うところの、抵抗力、免疫力(自然治癒力)が上がった状態です。 |
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このように重要な働きを持つミネラルを、私たちは通常、食物から摂取しています。 そして、必要十分なミネラルを吸収していれば、体は整備の行き届いた機械の様にうまく働き、125歳といわれる天寿をまっとうできるはずです。 でも実際には、生活習慣病、ガンや感染症によって、苦しみのうちに最期を迎えなければならないのです。 人の体には、そうならないように、もともと外部からの侵入者を識別し、攻撃する防御システムがあります。 免疫とよばれる働きです。 その機能を完全に働かすことが出きれば、天寿を全うすることも夢ではないはずです。 免疫って、どうなっているの? 簡単に言うと、抵抗力です。土壇場の生命力といっても良いのではないでしょうか。 これは、生命体の中=ご自身の体の中の細胞やタンパク質と、外から入ってきた細菌、ウイルスなどの異物を区別し、外へ排除したり、抹殺し、自分自身の体を守るシステムです。 ケガをしたら、出血がいつのまにか止まり、傷口がふさがっていく作用です。 このシステムは、恐ろしく精密で、タンパク質の分子構造がたった1箇所違うだけでも攻撃を仕掛けます。 私たちの体の中では一日に5000億もの細胞が、分裂を繰り返しています。 その中で一日に3000個から5000個ものガン細胞が生まれて来るといわれています。 通常の細胞は、一定の大きさまで成長すれば自然に成長が止まるようにできています。 しかし、ガン細胞は成長を止める因子が、喫煙や何らかの原因で傷つき、コントロールが効かなくなっています。 生きている限り大きくなっていくのです。 細胞に異常があるのだから、免疫システムがうまく働き、識別することができれば、ガン細胞は防衛システムのターゲットになり必ず殲滅することができるはずです。 その生化学的システムをうまく働かせるには、常に適量かつ良質の『オイル』を補給していかなければなりません。 現代日本はかなり前から飽食の時代には入りました。確かに口には十分な食物が入っています。 栄養も3大栄養素は摂り過ぎて、シェイプアップが大流行になるほどです。 あなたもダイエット、気になるでしょう? 3大栄養素やビタミン、ミネラルは十二分に摂っているはずなのに、なぜミネラル欠乏症を心配しなければならないのでしょうか。 なぜミネラル不足になるのでしょう? 野菜や果物そして十分なタンパク質を摂っている現代日本人であるあなたが、そして私がなぜミネラル不足になっているのでしょうか? ■先ず地学的な問題があります 日本は火山国で、火山の灰で土壌ができているので、もともとミネラルが少ないことがあげられます。 関東ロームやシラスは、もとは火山灰です。 もちろん山口県の秋吉台など石灰岩質の土壌もかなりあります。 国土全てがミネラルが少ないとは申しません。 しかし、たとえばフランスにくらべると、カルシウムなどの量は、かなり少ないようです。 フランスのミネラルウオーターは、ミネラルの豊富さを誇っています。 乳製品には、コクがあります。一番びっくりするのは、野菜の美味しさです。 いわゆる西洋野菜本来の味、これが野菜なんだ!とびっくりしてしまいます。 フランスの肉の美味しさ、チーズの味はもちろん、ちょっとした野菜の美味さには驚きます。 またワインはその土地の味わいが凝縮されたものとなります。 品種にもよりますが、石灰岩土壌や、粘板岩の破片ばかりで、こんな岩や、石ころだらけのところで!と驚いてしまうような、一見痩せた土地で素晴らしいブドウが、そしてワインが生まれます。 日本でも、根菜類はけっこうミネラル分が多いことは、お気づきだと思います。 葉物に比べ、根が長く、深く伸びているので、その分ミネラルを摂りこみやすいのでしょう。 ヨーロッパにももちろん火山はあります。 しかし、表面に出ている地層は火山灰に覆われているというようなところは少なく、カルシウムなどのミネラル分はたっぷりあります。 日本にはミネラル分の多い水は少なく、天然水といわれるものもほとんどあっさりした軟水です。 中央部に急峻な山があり、海までの河川が短いので、じっくり地面に沁みこみ、地中のミネラル分をその中に溜める時間が短いからでしょう。 それに対してヨーロッパで飲まれているミネラルウオーターは、かめるような硬水が多くなります。 チーズなど、普段日本のあっさりした味に馴れていると、本場ものの味は、くせが強すぎるように思えるほど。 (もちろんワインにもその差が現れてきます。コク、これがミネラル分の違いです。 ワインの話は長くなるのでここではしません。) 牛乳には、カルシウムがたくさん含まれている、と教えられてきましたよね。 そのカルシウムは、牛の体内で作られるものでしょうか? NO! 草から、そして水からとったものが成分として出てきているのです。 もとは、地中にあったものです。 牛乳の品質を考えるときに、乳脂肪分ばかりに気をとられますが、ミネラル分についてもチェックしてみてください。 20代までは、牛乳のミネラル分も十分に吸収されるのですが、30代からは成長期が終わってしまうためか、急激にミネラルの吸収力は下がってきます。ミネラルは十分口に入れているはずですが、腸からの吸収がうまくいかないのです。 ■その他にも考えられる要素はいろいろあります。
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弱みに付け込むようであまり好きな言い方ではないのですが、今の日本人の体は、ミネラルが足らず、余計な養分と水分が多すぎ、それが毒になって、血を濁らせ、生活習慣病やガンになってるようです。観念的・環境派的によく言われますね。 残念ながら、それは正解のようで、半病人状態でも、体を温めるたとえばニンジンのジュースなんかや、青汁、アロエなどを飲むと、解毒になるし足らない微量元素も摂れて、治ってしまうんですね。つまり健康になる。 その顕れが、貧血及び隠れ貧血といわれる症状です。したのシートでチェックしてみてください。 完全とはいえませんが、意外なところに鉄不足が出てきます。 あなたに鉄不足があるかないかわかるチェック表 @加工食品をよく食べる A激しい運動をしている B氷を無性に食べたい B野菜が苦手 C生理の出血量が変化した D足にしびれがある E爪が薄くなった、平らになった F髪の毛が抜ける、若白髪が多い G下まぶたの裏に赤みがない H食べ物が飲みこみにくくなる I頭痛、頭重感がある J肌の色つやが悪くなった、肌がくすむ Kメマイ、耳鳴りがする L口角炎がある M肩こりがある N動悸、息切れがある O疲労、倦怠、脱力感がある P朝、起きづらい Q妊娠中鉄剤を飲んだ、または飲むようにいわれた R立ちくらみが時々ある ●3つ以上当てはまれば鉄不足、貧血の初期症状 アンダーラインは3ポイントシュート!ご注意ですよ! こんな症状が鉄不足なんですよ! 鉄は体の中に入るとすぐにヘモグロビンの材料にされちゃいます。 鉄が入ると、血が廻る、血が廻ると酸素が体全体に廻って、元気が出てくるんです。 酸素をたくさん使う臓器は・・・・脳ですよ。 ここに酸素がくると頭がはっきりする、目が見えるようになる、視界が広がる。 地球上に一番たくさんあるはずの鉄が足りないということは、他のミネラルもしっかり不足してるってことですよ! 鬱や引きこもり、不登校も元気がないかららしいです。脳みその元気ですよ。これは酸素をたくさん送ってあげればいいんです。 鉄飲めば元気になります。クギ飲んじゃダメですよ。 体を冷やす原因が【水分】、体内の余分な水だとお話すると、みなさんびっくりされます。 ミネラルをたくさん含んだ良いお水で元気になった人はいます。日田の天領水なんてのもあります。奇跡の水なんていわれてます。 でも多くの方は、からだがジュルジュル水ぶくれ状態、冷え性状態。 お水は確かに命には必ず必要です。 でも、まず余計な水を出してしまいましょう。 そしたら、体が温まり、元気が出てきます。 皆さんの周りでも、・・・を飲んで糖尿が治った!とか、痛風が治った、という方、いらっしゃるでしょう。 足らないものをちょこっと入れれば良いのです。 ただ、何が足らないか良くわからないので、単品または数種類の混合のサプリメントでは、荷がおもすぎます。 |
体内でのミネラルの中で、鉄を基準として、鉄よりも多いまたは、同じ位の量のミネラルをマクロ(多量)ミネラル、鉄よりも少ない量のミネラルをミクロ(微量)ミネラルと言うように分けています。 | |
マクロ(多量)ミネラル | カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、リン、鉄 |
ミクロ(微量)ミネラル | 亜鉛、銅、クロム、セレン、ヨード、コバルト、マンガン、モリブデンなど |
マクロミネラルのおもな働き
カルシウム | 主に歯や骨をつくるもとになり、不足すると骨の発達が悪くなります。 |
マグネシウム | 骨の成長を助けたり、神経の働きなどに必要。 |
ナトリウム | 神経伝達に必要なミネラルですが、摂りすぎは血圧上昇の原因になります。 |
カリウム | 神経伝達に必要なミネラルとなります。 |
リン | おもに骨や歯をつくるもととなりますが、取りすぎはカルシウムの吸収を妨げる原因になります。 |
鉄 | 血液中のヘモグロビンの材料となり、不足すると貧血になります。 |
ミクロミネラルのおもな働き
亜鉛 | 体内で300を超える酵素に必要な成分で、不足すると味覚異常などになりやすい。 |
銅 | 血液中のヘモグロビンの合成に必要な成分で、不足すると貧血になります。 |
クロム | 糖代謝に関わり、脂質の代謝も助ける働きがあります。 |
セレン | 抗酸化作用のある酵素、グルタチオンパーオキシターゼに欠かせない成分となります。 |
ヨード | 甲状腺ホルモンの原料となり、不足すると甲状腺機能障害の原因ともなります。 |
コバルト | ビタミンB12の原料となる成分で、不足すると貧血になります。 |
マンガン | 体内では脂質代謝、タンパク質などの合成に関わる成分になります。 |
モリブデン | 尿酸形成に関与する成分で、不足すると高尿酸血症となりやすい。 |
これは主なミネラル分で、測定できないほど微量な元素が重要な関連をもつ作用が、体内にはたくさんあると考えられています。
地球上の全ての元素が私たちの体の中に含まれている、と考えたほうがいいのでしょう。
現代日本国に住む人の体と食生活には、ミネラルは絶対的に不足しています。
摂りすぎは、ものによっては障害を起こしますが、まず足らないとお考え下さい。
少々の摂りすぎは、オシッコや便、汗と一緒に出てしまいます。
例えば鉄剤を摂ると便が黒くなります。鉄を摂っても便が黒くならない人は、足りないのです。
ビタミンとミネラルの許容上限摂取量・・・ご参考まで 第6次改訂日本人の栄養所要量(18歳以上) |
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種類 | 栄養所要量 | 許容上限摂取量 | ||
男性 | 女性 | |||
ビタミンA | 2000IU | 1800IU | 5000IU | |
ビタミンB1 | 1.1mg | 0.8mg | なし | |
ビタミンB2 | 1.2mg | 1.0mg | なし | |
ビタミンB6 | 1.6mg | 1.2mg | 100mg | |
ビタミンB12 | 2.4μg | 2.4μg | なし | |
ナイアシン | 17mg | 13mg | 30mg | |
パントテンサン | 5mg | 5mg | なし | |
葉酸 | 0.2mg | 0.2mg | 1mg | |
ビオチン | 30μg | 30μg | なし | |
ビタミンC | 100mg | 100mg | なし | |
ビタミンD | 100IU | 100IU | 2000IU | |
ビタミンE | 10mg | 8mg | 600mg | |
ビタミンK | 65μg | 55μg | 30000μg | |
カルシウム | 600mg | 600mg | 2500mg | |
マグネシウム | 320mg | 260mg | 700mg | |
鉄 | 10mg | 12mg | 40mg | |
マンガン | 4mg | 3.5mg | 10mg | |
銅 | 1.8mg | 1.6mg | 9mg | |
モリブデン | 30μg | 25μg | 250μg | |
亜鉛 | 12mg | 10mg | 30mg | |
セレン | 55μg | 45μg | 250μg | |
クロム | 35μg | 30μg | 250μg | |
ヨウ素 | 150μg | 150μg | 3mg |
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