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「瞑眩(好転反応)」ってなんですか? |
◆ 「瞑眩(好転反応)」ってナンですか?
◆東洋医学(漢方)では「瞑眩反応」をこんなふうに説明しています
◆ 「瞑眩(好転反応)」ってナンですか?
東洋医学、漢方では「好転反応」のことを昔から「瞑眩(めんげん)」といっていました。
漢方薬がよく使われていた頃は、これが出るのは当たり前とされていました。
漢方でも新薬でも、使うと体に変化が出ます。
期待される「主作用」単純に言えば、症状が和らぐ、治る、ということ。
期待しないにもかかわらず出てきて、好ましからざる結果を招く、今で言うところの「副作用」とが存在します。
この副作用花にも新薬だけに起こることではなく、漢方薬を使った時にも起こりえます。
私が扱っているのは、医薬品ではなく、食品として認められているものですから、副作用は起こりえません。
では、「瞑眩(好転反応)」とはなんなのでしょうか?
漢方医学の重要古典である『傷寒論(しょうかんろん)』においては、薬の投与後、薬効の発揮に伴って現れる新しい症状を指して「瞑眩(めんげん)」と呼び、好転のきざしとしています。
予期せぬ反応という意味からは「副作用」ですが、薬が薬効を発揮し体内の病邪を駆逐しはじめた「証(あかし)」として現れた症状または、症状が現れる過程を「瞑眩」と規定しています。
もっとわかりやすく言うと、「生体にとって好ましい副作用」であり、「病気が好転しているきざし(好転反応)」と考えてください。
◆東洋医学(漢方)では「瞑眩反応」をこんなふうに説明しています
漢方の基本的な考え方はは、「補瀉(ほしゃ)の法」といって、
「生体の足らないものを補い、生体にとって過剰なものを瀉す(駆逐または排泄する)」ということです。
『補う』と『出す』ということです。
漢方医学では疾病を内部環境のバランスの崩れととらえます。
体に何かの成分(気・血であり水)が不足している場合はこれを補うことにより内部環境のバランスを整えます。
また何かの成分(気・血・水および病邪)が多すぎる時は、この過剰な成分を体外に排泄することにより内部環境のバランスを整え、その結果、疾病を治癒させることを治療の原則としています。
体から余計なものが出て行く時に起こるのが、「瞑眩(好転反応)」と思っていいでしょう。
排泄器官は、消化器管(口から肛門まで)、泌尿器系、それと肌ですから、余分な水分が腸にある場合は、下痢のような便がよく出る、浮腫みはおしっこになって出て行く、まれに肌から湿疹のような形で出ることもあります。
天然成分がたくさん入った化粧品を使い始めた時にも、まれにおこりますが、私が小さい頃(昭和30〜40年代)には、庭の草をオデキに貼り付けて、膿だししたものです。ドクダミを焦がしたものを貼ったりもしました。
幽門から上の胃に余計なもの(水)が溜まっている時は、嘔吐として出ます。ムカツキもこれです。
まれに発熱することもあります。体がだるくなって、動けないほど、という方もいらっしゃいます。
脅かすわけではありませんが、今は漢方薬を使ったことのある人が、ほとんどいらっしゃらないので、このような知識がなくなってきています。
「瞑眩(好転反応)」がはっきり出るほど、回復がいいので、昔はそれが出ると喜んだそうです。
確かに私どものお客様でも、体の変化が大きい方のほうが、はやく元気になられています。
◆いつまでも続きますか?
体の状態にもよりますが、およそ2〜3日で収まります。
成分が吸収され、排出されるまでおよそこれくらいかかる、ということから、長くて3日と考えていいでしょう。
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