人外境主人残日録 2009
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2009 平成21年
5月
5月23日(土)
人外境番犬の二回忌も過ぎた春の夕刻に
5月25日(月)
人間豹は幕末の京で最期を遂げるらしい
▼4月3日(金)
野村恒彦講演会「親友二人」のお知らせ
▼4月4日(土)
乱歩スレに謝意を表しつつラジオの話題
▼4月15日(水)
チューリップの町で僭越ながら後援です
▼4月20日(月)
江戸川乱歩賞はどうなったのでしょうか
▼3月1日(日)
誰だってデビューのときは新人であった
▼3月2日(月)
お勢の形相と格太郎の死相どっちが怖い
▼3月3日(火)
乱歩生誕地碑広場をご覧いただきますか
▼3月4日(水)
乱歩はミッドライフの危機に直面したか
▼3月6日(金)
少年読者の反応はどう熱狂的だったのか
▼3月7日(土)
都会の少年の懐かしい故郷における熱中
▼3月8日(日)
少年タイガーから少年探偵団シリーズへ
▼3月9日(月)
たぶんいやなやつだとお思いでしょうが
▼3月13日(金)
海野十三忌講演会と講師先生出版祝賀会
▼3月22日(日)
野村恒彦さん処女出版お祝いの会ご案内
▼3月23日(月)
神奈川近代文学館「大乱歩展」のご案内
▼2月1日(日)
松居竜五さんの講演会が徳島県で開かれます
▼2月3日(火)
節分の日に昨年末の落ち穂拾いをいたしました
▼2月8日(日)
八日えびすなので早々に失礼いたします
▼2月11日(水)
墓参はしませんでしたが散歩はしました
▼2月12日(木)
三島由紀夫の書斎における乱歩全集の謎
▼2月20日(金)
江戸川乱歩年譜集成おぼえがきアゲイン
▼2月23日(月)
フラグメントで再チャレンジしましたが
▼2月24日(火)
依頼されたのか希望したのかという問題
▼2月25日(水)
「少年倶楽部」は何度ベルを鳴らしたか
▼2月26日(木)
新機軸を求めた新編集長による白羽の矢
▼2月27日(金)
あれから十年かよ「二十面相は突然に」
▼2月28日(土)
二十面相ばかりか「妄想姉妹」も突然に
▼1月1日(木)
あけましておめでとうございます
▼1月4日(日)
もうへろへろでございます
▼1月5日(月)
いよいよわからなくなってきました
▼1月6日(火)
いったいどうなるのでしょうか
▼1月7日(水)
深い森のなかであてどなく
▼1月8日(木)
深い森のなかでついふらふらと
▼1月10日(土)
残日録にいたしました
▼1月21日(水)
エントリ中心主義はよかったのですが
▼1月22日(木)
「嗚呼、私の探偵は!」は嗚呼とっくの昔に
人外境番犬の二回忌も過ぎた春の夕刻に
2009年5月23日(土)

 すっかりご無沙汰してしまいました。予告しておりました海野十三忌の講演会は5月17日につつがなく終了、どうなったのかと思っていた江戸川乱歩賞も5月15日に選考が行われて、おとといの5月21日は名張人外境の番犬を務めていたニコライ・フセヴォロドヴィチ・スタヴローギンの二回目の命日でした。いやー、あんときゃ泣いたなあ、と遠い気持ちで思い返してしまいますが、以来きょうまで何をやってきたのかと考えるとほんとに茫然としてしまいます。死んだスタ公に合わせる顔がないような気がするほどですが、きょうはもうこれくらいにして夏場所のテレビ観戦でもしてやるか。



人間豹は幕末の京で最期を遂げるらしい
2009年5月25日(月)

 昨秋上演されておおいに好評だった乱歩歌舞伎、第二弾の演目と公演日程が発表されました。

 国立劇場:10月歌舞伎公演 「京乱噂鉤爪(きょうをみだすうわさのかぎづめ)」

 第一作「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)」の江戸から京に舞台を移し、近世社会の崩壊とともに、ということになるのかどうかはわかりませんが、副題に「人間豹の最期」とありますから人間豹が最期を遂げることになりそうです。公演期間を引いておきます。

 10月4日(日) − 10月27日(火)

 10月といえば、神奈川近代文学館の特別展「大乱歩展」も控えております。

 神奈川近代文学館:展覧会スケジュール −2009年度前期の展覧会

 開館二十五周年記念展覧会とのことで、こちらの日程はこんなあんばい。

 10月3日(土)− 11月15日(日)

 10月が心待ちにされるところです。