体と栄養素の関係は? 大まかにはこのようになっています。 栄養素は、 炭水化物(糖質)、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、それに食物繊維 を含めて6大栄養素に分けられます。 |
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働き | 栄養素 | 基礎食品 |
@体を作る材料 筋肉・血液・神経・骨・歯などの 構成材料 |
たんぱく質 (脂質、鉄、カルシウム、ビタミンA・B1・B2) |
魚・肉・卵・大豆 |
Aエネルギー源 |
糖質性エネルギー |
米、パン、麺類、いも |
油脂 | 脂質性エネルギー | |
B代謝に関わる (体の調子を整える) |
緑黄色野菜 | カロチン (ビタミンC・B2、カルシウム、鉄) |
その他の野菜・果物 | ビタミンC (カルシウム、ビタミンB1、B2) |
つぎに、各栄養素の働きをもう少し詳しく見てみます。 | |
@体を作る材料 | |
たんぱく質 | アミノ酸として体内に吸収されたものは、血液によって各組織に送られ、新しい組織の材料になります。 血しょうタンパク、消化液、ホルモン、酵素、免疫体などの基本的な構成要素。 成人で約16%の割合。 |
脂質 | 脳、脊髄、肝臓などの臓器を構成。 余分な糖質やタンパク質は脂肪として蓄えられます。 成人で約14%。 |
糖質 | 肝臓には約200gのグリコーゲンを貯蔵でき、ブドウ糖に変えて血液中に送り出します。 |
ミネラル | 硬組織(骨格・歯牙)をつくり、主な物はカルシウム、リン、マグネシウムです。 また軟組織(筋肉・皮膚・臓器・血液など)でも、他の有機物と結びついて構成材料になります。 主な物は、鉄、リン、硫黄、カリウム、塩素、ヨウ素、など。 成人で約5%。 |
水 | 成人で約65%。 |
Aエネルギー源 | |
糖質 | 単糖類として吸収され、肝臓に貯蔵。約200gのグリコーゲンを貯蔵でき、ブドウ糖に変えて血液中に送り出します。 |
脂質 | 中性脂肪はエネルギー源として使われます。 |
タンパク質 | 体の材料として使われたもの以外は、エネルギーとして使われます。 |
B代謝に関わる(体内のあらゆる化学反応のこと) | |
ミネラル | 体の中で絶え間なく行われている代謝をはじめ、いろいろな機能が正常に働く上で欠かせません。 |
ビタミン | 他の栄養素の働きをスムーズにします。 (酵素の働きを助ける補酵素としての役割) |
水 | 不可欠な成分です。 |
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