横溝正史

よこみぞ・せいし。明治35年5月24日、兵庫県生まれ。小説家。昭和56年12月28日死去。1902−1981。
典拠:JapanKnowledge
掲載:2008/04/05

大正14・1925年

大正十四年四月十二日付葉書
 昨日は失礼致しました。[引用全文
初出・底本:山前譲「横溝正史と江戸川乱歩、その歴史的な出会い」〔角川書店編『横溝正史に捧ぐ新世紀からの手紙』角川書店 平成14・2002年5月25日〕

大正15・1926年

「ユリエ殺し」の記
 この芝居は、本当をいうと芝居でも何でもなく、時間にすると十五分間もかからない、一種の茶番なのである。[引用全文
初出:新青年 大正15・1926年12月号(7巻14号)

昭和2・1927年

散歩の事から
 そうだ去年の七月のことである。[引用全文
初出:週刊朝日 昭和2・1927年4月10日号(11巻17号)

昭和3・1928年

陰獣縁起
 だから私は、久し振りのその翻訳の批評を読んだ時、直ぐにこれは彼が再び書く気になったのだなと思った。[引用全文
初出:新青年 昭和3・1928年11月号(9巻13号)

昭和7・1932年

探偵小説講座──序にかえて
 今から丁度数年前のことであった。[引用全文
初出:探偵小説 昭和7・1932年1月号

昭和23・1948年

田舎者東京を歩かず
 四年間私が疎開していた岡田村には、一昨年の暮、厚生館といふのが出来て、岡山市の浮浪者が数百名、トラックに積んではこびこまれた。[引用全文
初出:探偵作家クラブ会報15号 昭和23・1948年8月20日

昭和40・1965年

『二重面相』江戸川乱歩
 では、戦後の乱歩はどう変ったのか。[引用全文
初出:オール讀物 昭和40・1965年10月号

昭和41・1966年

ノンキな話
 ところが、その翌年乱歩はいよいよ作家専業に本腰を入れるべく、さっさと東京へ移住してしまった。[引用全文
初出:推理ストーリー 昭和41・1966年6月号(6巻6号)

昭和44・1969年

初対面の乱歩さん
 初対面の乱歩さんは、当時すでにおツムこそ薄くなっておられたが、それが少しも苦にならないくらい、[引用全文
初出・底本:江戸川乱歩全集月報1号 講談社 昭和44・1969年4月1日

昭和50・1975年

横溝正史の秘密
対談:小林信彦  
第二部 自作を語る
小林 終戦直後は、とにかく推理作家が解放されたあまり、いろんなことやったでしょう。[引用全文
初出:野性時代 昭和50・1975年12月号

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